(株)アートアベニュー宮古島 宮古ストーリー編集室内(担当/日野)
私の仕事のひとつに、オーナー様へのリノベーションの提案業務があります。
大目的は空室の解消と経営の改善ですが、リノベーションで生まれ変わったお部屋にはどんな人が住むのか、その人達はどんなお部屋だったら暮らしやすいのか、そんなことを考えながらプランを練っている時が、この仕事で一番楽しいと感じる瞬間です。完成したお部屋に、思い描いていたような方の入居が決まるととても嬉しいですし、オーナー様にも喜んでいただけるので、大きなやりがいを感じます。
これからも、オーナー様と入居者様の双方に喜んでいただけるような提案を心掛けていきたいです。
株式会社アートアベニュー 安藤 元輝
不動産管理を5年間経験したのち、2013年にアートアベニューに入社。現場管理部門のマネージャーを経て、現在はリノベーション提案をはじめ、不動産オーナーへ経営についてのアドバイスをする業務に従事。
私の仕事は、オーナー様からお預かりしている建物の管理担当として、目的に応じた物件運営のお手伝いをすることです。建物を管理すると言っても単に建物の状態を維持すればよいわけではありません。
建物で大きな不具合が発生した時などは、いくつかの対処法を検討・提示したうえで、オーナー様の経営に対するお考えを伺いながら、より良い施策を探っていくことが大切です。ご提案した内容を見て「オーナー目線で考えてくれるから助かるよ」と言っていただけると嬉しいですね。
今後は、オーナー様から不動産はもちろんのこと、他の資産も含めてご相談いただけるような存在になりたいです。
株式会社アートアベニュー 西谷 泰介
大学卒業後、2018年にアートアベニュー入社。LM課での入居者募集業務を経て、現在はOM課(現場管理)にてオーナー様よりお預かりした建物の管理および入居者対応業務を行う。
多くの人に「住みたい!」と感じてもらえるお部屋にするための施策を「空室対策」と呼びます。お部屋はそれぞれ、広さや内装によって住みたいと思う人の年齢や性別の傾向が異なるため、空室対策はまず“この部屋はどういう人に好まれるのか”を分析し、ターゲットを明確にして、効果的な募集戦略を練ることから始まります。
家賃が入らないことには賃貸経営は成り立たない以上、対策を考える責任は大きいですが、入居が決まった際のオーナー様からの「ありがとう」は特別に嬉しいもの。今後もトレンドや市況変化を素早くキャッチし、魅力的かつ的確な提案を目指します。
株式会社アートアベニュー 伊藤 伸
賃貸仲介を経験したのち、2014年にアートアベニュー入社。OM課(現場管理)ではリフォーム・修繕・大規模修繕業務に従事。現在はLM課にて入居者募集およびオーナー様への提案業務を担当。
全国の賃貸管理会社に対し、業務支援や社員研修を行っています。会社の規模拡大、労働生産性の向上、社員教育など、クライアントが抱えるさまざまな悩みや相談を受け、課題を明確にし、解決のための提案をする仕事です。
経営者や経営幹部の前で、社内の体制や業務フローの改善を促すプレゼンをすることも日常茶飯事。時には厳しい意見も言われますが、提案を採用してもらえると、これまでの苦労が報われてとてもうれしいですね。
賃貸管理に携わる会社は、地域になくてはならない存在であるべきです。従来の枠に捉われず創造的な仕事で、クライアントに明るい未来を見せていきたいです。
オーナーズエージェント株式会社 高橋 宏
2009年、オーナーズエージェント入社。全国の不動産会社へのコンサル業に従事したのち、アートアベニューへ出向。管理会社の2大業務の一つである「物件管理戸数を増やす」という受託営業の責任者。
私が経験した中で一番やりがいを感じる業務は「建築プロデュース」です。この世に二つとない賃貸物件をゼロベースで企画し、提案し、完成満室に導くことで、依頼主はもちろん、そこに住む入居者の皆さんにも喜んでもらえるからです。
空き地の状態から市場調査を行い、企画の収支を分析し、建築会社の選定・着工、入居者募集、そして満室へ。業務量も多く、数年がかりになるプロジェクトもありますが、最終的には地図に残る仕事ができる。これぞ建築プロデュースの醍醐味!地図だけでなく記憶にも残る企画ができたなら、それこそプロデューサー冥利に尽きるというものです。
株式会社アートアベニュー 原田 亮
2009年、オーナーズエージェント入社。全国の不動産会社へのコンサル業に従事したのち、アートアベニューへ出向。管理会社の2大業務の一つである「物件管理戸数を増やす」という受託営業の責任者。
私の仕事は、不動産を売りたい人と買いたい人とを繋ぎ、お互いが安心・安全に取引できるよう導くことです。不動産の取引は高額であるぶん常に不安がつきもの。お客様に安心・安全を感じていただくには、お客様が抱いている小さな疑問にまで「応える」ことができなければなりません。
常に知識をアップデートし、経験をストックし、その活用によって取引を成立させられた瞬間は、「良い仕事したな」という満足感も格別。今後は、街づくりの一端を担うような不動産開発事業を行いたいです。「この地域、雰囲気いいよね」と言われるような成果を残せたら理想的ですね。
株式会社アートアベニュー 吉野 大輔
2000年にアートアベニューに入社し、主に不動産オーナー向けの管理受託営業・コンサルティングで活躍。現在は不動産の売買仲介、新築住宅の開発・販売、収益不動産の再販事業を担当。
日々、大家さんのお話を伺い、不動産経営のお困りごと解決をサポートしています。空室対策や収益改善など賃貸経営の悩みから、土地活用や相続設計などの資産運用まで相談内容はさまざま。また、セミナーでも不動産経営の話をします。こうした経験から、2020年には大家さんの成功法則をまとめた書籍を出版することになりました。
これまで身につけた知識や経験を活かすことで、大家さんが「ありがとう」と喜んでくれる姿を見るとやりがいを感じます。大家さんが成功し、物件に住む入居者さんの住環境も向上するような、不動産管理から地域社会に価値を創造していく仕事をしたいと思います。
株式会社アートアベニュー 片平 智也
株式会社アートアベニューのプロパティマネジメント事業を統括するかたわら、プライベートでは土地取得から新築したアパートを経営。PM業務を通じて得たノウハウと、自身の不動産投資で得た知識・経験をもとに、多くの大家さんのお悩みを解決へと導いている。
オーナーズエージェント株式会社 情報管理部
ホテルスタッフ、IT企業の渉外事務を経て、2020年オーナーズエージェントに入社。人と分け隔てなく話せるコミュニケーション上手。ビールが大好き。お酒を飲みながらライブ映像を見る社内の部活「ライ部」の一員でもある。
関わるすべての人を幸せにできる役に立つ自分でいたい
− オーナーズエージェントを選んだ理由を教えてください
以前はWebサイトやアプリの販売会社で、契約確認のお電話をする事務業務をやっていました。激務で疲れてしまい、結婚を機に長く働ける会社に行きたいと思って転職活動を始めました。
オーナーズエージェントを選んだのは、コールセンターがあるので自分の架電経験が役に立ちそうだと考えたから。面接でマーク(藤澤社長)や現在の上司と話して、私個人をきちんと知ろうとしてくれる姿勢に好感を持ちました。この会社なら社員の意見もしっかりと受け入れてもらえそうだと思えたことが一番の決め手になりましたね。
またフレックスなどの働きやすい制度が整っていて、実際に制度を利用している社員が多いことにも魅力を感じました。
− 実際に入ってみてどうでしたか?
面接時に感じた通り、日常的にフレックスとテレワークを活用できています。ちょっと疲れた時には調整してテレワークをしたり、10時出社にしたり。それからライブや飲みに行くことも好きなので、よく16~17時で早上がりしています。
繁忙期はありますが、それでも自分で「今日はここまで」と決めて仕事を進められるので、あまりストレスになることはありませんね。チームの中にも「制度をどんどん使おう、休むときは休んで効率的に仕事をしよう」という空気があるので気軽に取得しやすいです。
昨年、マークと社員の萩原がお笑いの「M-1グランプリ」に出場したので皆で会場まで応援に行ったのですが、その時間も勤務扱いなんです。改めて面白い会社だなと感じました(笑)。
− 森本さんが携わる業務とは
「プロコール24」の運営チームでデータ管理業務を担当しています。
「プロコール24」は不動産管理会社様に代わり入居者様への対応業務を行うコールセンターです。私たち情報管理課の仕事は、入居者様からのお電話を受けたオペレーターがすぐに確認できるよう、管理会社様から共有いただいた受託物件や入居者様の情報をデータベースにあらかじめ登録すること。
システム内のお客様情報を最新のものに保ち、オペレーターがスムーズにお問い合わせ対応できるようサポートすることが最大のミッションです。
登録数は週平均100件ほどですが、繁忙期の3~4月には1日100件くらい対応することも。いただいた情報をもとに足りないデータや新たに欲しい情報を精査し、形を整えながら登録していきます。
例えば物件名や住所、ガス・電気・水道・インターネットなどのライフライン契約先、設備や契約時の特約内容などが挙げられます。空室の情報も必須です。たくさんありますね(笑)
ですが、ご契約中の管理会社様の場合は、いただいた情報をそのまま登録するだけで済むため、皆さんが想像されるより業務の進行はスムーズです。難しいのは新規にプロコール24をご契約いただいた管理会社様の利用準備を進める場合で、情報は一からすべて登録する形になりますし、オペレーターが使用する際に必要な情報が完全には揃っていないことも多いです。
登録内容に不備があってはコールセンターの対応品質に影響するため、データをひとつひとつ確認し、サービスご利用開始に向けて営業と協力しながら進めていきます。
− お仕事で嬉しいと感じることは?
やはり新規で契約された管理会社様の情報をきちんと登録できた時ですね。
先日も約3000戸のデータを一括でいただき、2ヶ月近くのやり取りを経て情報をすべて登録し終えた時は本当に一安心しました。運用後の報告は特にありませんが、何も起こらず順調に動いているということなので、それが一番です(笑)。
最近では私たち情報管理課が早期から運用のお打ち合わせに参加できるようになりました。管理会社様と直接お話しできる機会が増えたことで以前よりも寄り添った対応がとれるようになったと感じています。
例えば、先日ある管理会社の社長様とお話をした際、現場の業務を全てお一人で対応されているとうかがいました。とてもお忙しい社長様に対して、できるだけご負担を減らせるよう連絡方法を工夫したことで、データ送付などの業務を円滑に進めることができ、感謝のお言葉をいただくことができました。お客様との距離が縮まり、深い関係性ができていることを日々感じています。
− お仕事で大切にしていることは?
入社して3年になり、業務に慣れてきたとは思いますが、新規対応の際は初心に戻るつもりでひとつひとつ確認を行うよう心掛けています。チームには過去のノウハウや注意事項のストックがあるので、それらを確認し対応漏れが無いように準備します。
運用がスタートした後も、新しくお客様から情報をいただき、重要そうだと判断すれば、オペレーターが実際に活用することを想定しながらコールセンターのマネージャーと登録のすり合わせを行ったり、事例をもとに管理会社様にご提案したりして追加運用を決めていきます。
また、運用スタート後は担当制で各管理会社様に対応していますが、突然休んでも別の人が対応できるようにチーム内での情報共有を徹底しています。
例えば、最初に決めた登録ルールは皆が見られるところに必ず書き記すなど、誰が見ても分かるように情報を残すことは意識していますね。この仕事は個人で黙々と登録作業をするイメージがありますが、1人に仕事が集中してしまった際はチームのメンバー間で助け合ったり、部署マネージャーや営業担当とデータについて相談したり、人とのやり取りがとても密です。
難しいことを自分1人で抱えるのではなく、できない理由を一緒に考えて改善策を出せる仲間がいることは、とても安心感がありますね。
− お仕事のやりがいは?
始めた当初はとにかく覚えることが多く、管理会社様ごとのルールと全体ルールを混同してしまうこともあり苦労しました。登録業務やお客様対応を行っていくなかで、目の前にあるデータの「足りない点や違い」がわかるようになり、「こういう対応をすると、こんな問題が出てくるんじゃないか?」というリスクに気づけるようになっていくのがとても面白いです。
データをただそのまま入力するのであればAIにもできますが、私たちの存在意義は、いただいたデータの意味や対応で生まれる結果をあらかじめ考えられるところにあるのだと感じています。常に考えることを止めずにやっていきたいです。
− 今後のビジョン
管理会社様のお手間を減らせるようなサービスをもっと充実させていくことです。
例えば、管理会社様から時々、「どういう風にデータを送ったらいいですか…?」とご相談いただくことがあるんですね。システムやご担当の変更で、今までのやり方が0になってしまうことがあって。
そういった時に私たちが直接出向いて、あるいは、せめてオンライン会議ツールなどを通じて適切な方法をアドバイスできれば、管理会社様のご負担を軽くすることができるんじゃないかと。そういったサービスがあれば管理会社様も私たちももっと業務がやりやすくなっていくはずです。
私は常に何かの役に立てればいいなと考えていて、自分が携わる以上は関わる方みんなに幸せになってほしいと思っています。私が介在することでうまく進んでいくようなサポートを、引き続きやっていけたら嬉しいですね。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
入社してから「会社に行きたくない」と思ったことが一度もないんです(笑)。前職はとにかく時間に追われる毎日でお客様と会社の板挟みになることも多く精神的にも辛かったのですが、そんな時はお休みや退勤後に何かをしてもただ消耗するだけでした。
やはり仕事が楽しくないとプライベートも楽しくないんですよね。今は仕事を無理なく進めることができ、社内のメンバーとお互いに支え合える。そこから生まれた心の余裕がプライベートも充実させてくれています。
周りの人たちも、自分の楽しみのためにきちんと仕事を調整することが本当に上手。
仕事をする時は集中して、お休みはきっちり取る……とメリハリのある働き方ができるのは、本当に気持ちがいいです。
オーナーズエージェント株式会社 コンサルティング課 係長
新卒で賃貸仲介会社に4年勤務。その後管理会社に8年従事し第一線で管理業務を幅広く経験。新規契約チームの責任者として、年間2,000件の入居審査及び業務改善とマネジメントを行ってきた。2020年オーナーズエージェント入社。
資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / CFP®(上級ファイナンシャルプランナー)/ CPM®(認定不動産経営管理士) / 公認不動産コンサルティングマスター / 管理業務主任者 / 宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 相続支援コンサルタント
恵まれた環境を楽しみ尽くし、新しい挑戦を続ける
− オーナーズエージェントを選んだ理由を教えてください
不動産経営管理士 (CPM®)の研修を受講し、当社の先原や全国から集まった受講生と出会えたことが大きな転機でした。
受講生と話をする中で、自分のいた管理会社では業務改革や大家さんの収益を上げる提案ができていること、そしてIT化や業務改善を望める管理会社が日本中にまだまだあることを知って『自分の経験を全国の管理会社さんに伝えたい』と強く思うようになりました。
そんな時、オーナーズエージェントが研修やセミナーで管理会社に業務改善のノウハウを発信している会社だと知り、面白そうだな…と。ちょうど受講生の中にグループ会社のアートアベニューの社員がいて、会社のことを聞いたら『新しいことをどんどんやっている会社だから、萩原さんに合うと思う』と勧めてくれたんですね。
この会社に行けばやりたいこと、楽しいことができそうだ、そして何よりも知識が豊富で話も魅力的な先原と一緒に働いてみたいと思い、転職を決意しました。
− 入社して感じたこと
不動産業務に関わる提案スキルを向上させたい想いから、一つの目標としてさまざまな資格を取得してきました。
すると大家さんには安心して話を聞いてもらえる、社内でも意見を求められるようになるなど、とても仕事が進めやすくなったんですね。
当社に入社して、資格や経験を自分以上に活かしている人が多いことに驚きました。営業もクリエイティブチームもみな個性的で面白く、プロフェッショナルとしての意識が強い。
先原については、『この人と働いたら面白いんじゃないか』と思っていましたが、入社してますますその想いが強くなりました。賃貸管理のことだけでなく、総務や法務、会社の予算作りなど、経営的な面も何でも知っている。
アートアベニューの片平は資格を活かして新しいことにどんどん踏み込んで挑戦していく。そんな人達を目標にできる、とても恵まれた環境にいると思います。
− 萩原さんが携わる業務とは
全国の不動産管理会社様を対象に業務効率化のための「サービス」をご提案し、研修・セミナーなどを実施しています。
新規顧客と既存顧客の割合はだいたい半々でほぼ反響営業。コンサルティング課のメンバー4人で全国のエリアを分担し、私は8県と東京23区・都下の一部を担当しています。
入社した時はコロナ禍もあってお客様になかなか会えない状態が続いていました。ちょうどその時自分が商談や資料作りでWebセミナーを参考にしていたこともあり、社内でも商品の「Webセミナー」をやったらどうだろう、という提案をチームにしたら、あっという間に実現。反響営業も増え、それ以来Webセミナーが課内で定着しました。
企画を10個出したら10個全部やってみろ、と言ってくれる会社なので張り合いがありますし、社長レベルの決済も早いのが嬉しい。今も反響に繋がるような企画を次々と出し続けています。
− 仕事で気をつけていること
「現場意識」「現場目線」を大切にすることです。当社の研修やセミナーは「難しすぎず、現場で使える」と好評をいただいていますが、それはグループが実際に管理会社を経営していて、現場の具体的な事例をよく知っているから。
私自身も賃貸仲介・管理を経験していることを強みに、話すときには現場での成功例や失敗例、具体的な行動方法など、現場のリアルを伝えるようにしています。
セミナーが終わった後に受講者が現場での悩みを相談してくれたり、アンケートやメールで『仲介と管理を経験している萩原さんの、推しの入居設備は?』などと具体的な質問をしてくれたりすると、自分の話に説得力があって信頼してもらえたのかな、という実感が湧きますね。
− 仕事について苦労した話
今も苦労しているのが資料制作です。セミナーはとにかく資料が必要なので…。
人前で話すことは好きだし楽しいのですが、伝えたい内容をスライドのページで順番を追って形にする、というのがいまだに苦手ですね。優秀な課のメンバーにアドバイスもらいながら、今も勉強中です。
− 嬉しかったエピソード
2021年の4月に、会社の20周年企画として7時間生配信セミナー「ゴリフェス」を開催できたことです。
これは管理会社様に向けたセミナーで、商品紹介や座談会のほかに、体操やコント、社員チャレンジなどエンタメが盛りだくさん。見ていて飽きない面白いもの、この会社は普通じゃないなと思われるものを作りたかったんですよね。
すごいなと思ったのは、課のメンバー全員が前に出て演目をやらなければいけない、という企画を発表した時に、誰も否定しなかったこと。本当にいいの…?と思いましたが、全員がとても協力的で、楽しんでやってくれるノリの良さを改めて感じました。
また、私がやりたいと思うことを、中途入社の同期であるデザイナーやライターがカタチにしてくれて、つくづく私は「人との出会い」に恵まれているなと思います。
− 今後のビジョン
今はまだ商品を売るだけになっていますが、コンサルタントとしてもっと管理会社の収益を上げられるような情報のインプットや施策・商品提案を増やしたいですし、セミナーや研修も増やして伝える力を磨きたい。
今日は北海道、明日は福岡へと、もっともっと全国から必要とされる位に成長したいですね。
そして1つひとつの会社にもっと深く入り込み、経営に関わるコンサルティングもできるようになりたいです。これはまだ自分にスキルがないので、学ばなくてはいけないこと。先原や上司の高橋を見習い、仕事の幅を広げたいです。
また個人的には、所持しているFP(ファイナンシャルプランナー)資格に関連した生命保険、年金、相続などのライフプランニングにとても興味があるので、そういった分野でも相談を受け、力になれればいいと思っています。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
私は基本的に好きなことだけを仕事にしてきたタイプで、オーナーズエージェントにも「好きなこと」ができると考えて転職しましたから、ずっと楽しみながら仕事ができていますね。
この楽しさには、働きやすい環境が整っていることも関係しているかもしれません。ノートパソコン1つあればテレワークでも仕事ができ、フレックス制で直行直帰もOK。もちろん成果は必要ですが、自分のやりたいように働けるのは大きな魅力です。
入社して1年3ヵ月ですが、「Webセミナー」や「ゴリフェス」などの実践で、やっと自分の存在価値を証明できてきたところ。これからも新しいことにチャレンジしながら、今の仕事を楽しんでいきます。
株式会社アートアベニュー 業務本部
2020年 アートアベニューに新卒入社。好奇心旺盛で、高校・大学時代を通して地元の群馬県や東京都の武蔵野市で、地域振興や交流を深めるイベント企画に数多く携わる。お酒が好きで、ワインと日本酒に造詣が深い。
資格:賃貸不動産経営管理士 / 裏千家 今日庵 中級 / 着物免許 5級 準師範 / 乗馬ライセンス 5級 / 2019 Miss Wine 群馬大会グランプリ
「こうすれば楽しい」をいつも探し続けたい
− アートアベニューを選んだ理由を教えてください
会社を知ったのは就職エージェントの紹介です。もともとはイベントの企画に関われるような業種の企業を探していましたが、社風として“新しいことをやっている、チャレンジさせてくれる会社”を希望していたので、「坪倉さんに合うのでは?」と業種を越えてすすめていただきました。
不動産業界の中でも、今まで全く接点のなかった“管理会社”という業態に興味を持ちましたし、何よりも「楽しくなければ仕事じゃない」という会社のポリシーにとても惹かれました。
私は大学4年の時にMiss Wine(日本ワインのアンバサダー)の活動をしていたのですが、面接でその活動に興味を持ってもらえ、マーク(藤澤社長)に「いい経験をしてきたね」と言ってもらえたことがとても心に残りました。
面接とは思えないほどリラックスして話をする中で、会社の雰囲気の良さや不動産以外にも手を広げている面白さが伝わってきて、やっぱり社風が合っていると感じ、この会社でどんなことが待っているんだろう?とワクワクしましたね。
− 実際に入ってみてどうでしたか?
仕事の話ではないのですが(笑)、入社3ヶ月で社内にワイン部を作りました。
面接の時もワインの話で盛り上がったのですが、入社式の日に改めて「ワイン部を作ってみたら?」と言ってもらったんです。
どうやって部員を見つけようかな…?と思いつつ、お昼を社内の休憩室でとるようにしたら、すぐに仲の良い人が増えていって。「お酒が好きなんですね」「ワイン部に入りませんか?」と話しかけながら部員候補の人を増やし、無事にワイン部が立ち上がりました。
仕事では入社後、新規受託を担当する課に配属され、管理物件を任せていただけるようオーナー様との関係構築に務めました。
続けて入居者募集の課に異動し、「どのぐらいの賃料で入居者が決まるのか?」という新たな視点で、管理業務のシステムを改めて学びました。
そんな中、業務本部へ繁忙期のヘルプで行くことになり、そこで取り組んだ審査業務がとても楽しかったので、自ら「この部署に残りたい」と希望を出して、この仕事を続けることになりました。
− 坪倉さんが関わる業務とは
会社が管理する賃貸物件の新規入居申込みの審査業務を担当しています。
弊社の審査業務は幅広く、申込みされた方の入居審査はもちろん、契約に至るまでの全ての工程を確認・フォローするのが仕事。社内の各担当者、仲介業者様、そして入居される方と、多くの人と連携を取りながら進めていきます。
入居審査では、賃料と収入のバランスやトラブルの可能性など、申込みに不自然な点がないかをいろいろな角度からチェックします。申し込んだ方がなぜこの部屋を借りたいのか?というストーリーを明確にすることで、オーナー様が安心してお部屋を貸せるようにサポートをします。
申し込んだ方と申し込まれた物件との同じ組み合わせは二度とないので、毎回、どんな出会いがあるのかな? というワクワク感があります。
審査通過後は、部屋の状態(即入居可・クリーニング中・退去前など)を現場管理担当者に確認しながら、仲介業者様と入居日の擦り合わせを行ったり、賃料減額などの希望を入居募集担当者からオーナー様に打診してもらったりと、契約時に発生する事項を確認していきます。
他にも、入金を確認してお部屋の鍵を発送する、契約書に不備や捺印漏れがないか確認する、といった事務作業もあります。
正確さが求められるだけでなく、交渉や調整が多い業務ですが、もともと自分からコミュニケーションをとることが好きなのでとてもやりがいがあります。また、“管理会社”らしい本業務のサイクルを回す役割として、社内外問わず、いろいろな関係者と関われることにも面白さを感じています。
− 嬉しいと感じていることは?
オーナー様に入居者様の引越日を連絡する時、今までは契約日が決まったら「いつ引越しますか」と仲介業者様に伺い、回答をもらって入居募集担当者に伝える、というアナログな流れで進めていたのですが、なかなか回答をもらえずに何度もご連絡することがありました。
この流れをシステム化できないかと思い、飲みの席で社内SEに軽く相談をしてみたら(笑)、「作れるよ」と即答してくれて。
さっそく数回打ち合わせを重ねて、“仲介業者様にフォームのURLを送って引越日を入力してもらい、直接入居募集担当者に通知が行く”システムを導入。すると連絡の手間が大幅に減っただけでなく、期日通りに回答してくださる仲介業者様が増えて本当に楽になりました(笑)。
一見決まった業務でも、改善・効率化できるところを見つけて、「もっと楽にできたらいいな」と考えることが好きですね。他にもあと1つフォームを開発中です。 気軽に相談できて一緒に動いてくれるSEが社内にいますし、上長もすぐにやってみたら?と言ってくれる。パッと動いて形にできるのが心地いいです。
− 嬉しいと感じていることは?
オーナー様に提案を受け入れていただいた時はやはり嬉しいです。
先日も、空室対策で悩むオーナー様にさまざまな対策をご提示する中で、築年数が経っているのでペット飼育可にすることを提案したところ、2つ返事で承諾をいただけました。
この経験を社内プレゼンイベント「GOOD JOB AWARD2023」の自身のテーマにしたところ、LM(リーシングマネジメント)課の代表に選ばれ、全社員の前でプレゼンをしたことも良い経験になりました。
また多くの自転車が無断駐輪されていた物件では、オーナー様に【①撤去する】【②空いている敷地の区画を整理し駐輪場にして使用料を収入として得る】 という2つの案をご提示して、区画整理で同意をいただきました。入居者様も快く有料で応じてくださり、双方に満足していただく形で収めることができましたね。
エリアを担当して3年になりますが、提案を受け入れていただけることはもちろん、ご家族の話や体調のお話、資産をどうするか、といったことをご相談いただけることも増えてきました。オーナー様にとって大切なことを、アートアベニューの中でも真っ先に私に話していただけることをとても嬉しく感じています。
− 今後のビジョン
今後は同じ部署の別チームが行っている契約書作成業務にも携われたらと考えています。
契約には新規契約と再契約(更新)の2種類があり、それぞれ覚えることがかなり違うので大変だとは思いますが、前から関連業務を深く学びたいと思っていましたし、自身のステップアップにもつながると思いますので、積極的に吸収していきたいです。
また、昨年の社内プレゼンイベント GOOD JOB AWARDのプロジェクトリーダーをやったのですが、本当に楽しくて、やはりイベントを作ることが好きだと実感しました。
今年からアートアベニューにもマーケティングの部署ができたので、私も会社全体のことをさらに理解した上で、学生時代からやってきたような社外向けのイメージアップや知名度アップの仕事にも加わっていきたいです。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
一日のうちで一番長いのは仕事をしている時間。その時間が苦痛だと自分の人生自体がつまらなくなってしまうので、人生を楽しく生きるためにも「仕事が楽しいものであったらいいな」というのが、就職活動の時から仕事選びの軸になる部分でした。
私が共感した「楽しくなければ仕事じゃない」のフレーズは、今も事あるごとにマークの口から出てきます。その雰囲気がしっかりと会社に根付いているから、社員が働きやすく、仕事が面白い・楽しい、と感じられるのだと思います。
正直、今の仕事は大変ですが(笑)、毎日刺激や変化があって楽しいです。異動したいという要望が叶って好きな仕事ができているから楽しい、ということもあるかもしれませんね。 実は1週間ほど休みを取ってイタリアのワイナリーを巡ってきます。仕事もそうじゃない部分も、トータルで楽しみたいです!
IREMとは、アメリカに本部を置く不動産管理士のための世界的な団体です。私はその日本支部IREMJAPANのトップとして、3年にわたり会の運営に携わりました。
会長職拝命のきっかけは、会社の推薦でIREMの授業を受けたことですが、当社は業界団体との接点が多く注目度も高いため、運営メンバーに抜擢される機会が少なくなかったということもあります。
全国800名の統括は大会社の経営をするかのようで、普段の業務とは違った刺激や学びに満ち、人脈形成にも繋がりました。苦労も膨大でしたが、会長職を担うことを会社が推奨しサポートしてくれたため、安心して役割を全うできました。
オーナーズエージェント株式会社 先原 秀和
2002年、不動産賃貸についてまったくの未経験で入社。アートアベニュー・オーナーズエージェント両社で活躍し、現在は経営企画部の部長として、人事や経営戦略の立案などを担当。業界団体の講師も務める。
株式会社アートアベニュー オンサイトマネジメント課
2019年 アートアベニューに新卒入社。高校時代から続けているテニスはダブルス派で「相手も味方もどう出るかわからない中、どう動こうかと考えるのが楽しい」と語る。サッカー観戦も好きで、ワールドカップ時にはフレックスを最大限に活用した。
仕事の枠を飛び越えれば、できることはもっと広がる
− アートアベニューを選んだ理由を教えてください
就職活動では「顧客と中長期的に付き合いができる仕事」を軸にして、商材を限定することなく業界を幅広く検討していました。就職エージェントを通じてアートアベニューと出会い、不動産管理は顧客とじっくりお付き合いをしていく安定したビジネスであることを知って、自分の描いていた仕事ができる可能性を感じました。
面接ではマーク(藤澤社長)と先原に会ったのですが、マークは今取り組んでいる宮古島のホテル建設の話を、先原はIREM(全米不動産管理協会)の日本支部をもっと大きくしていきたいという話をしてくれて。会社のトップ2人が目をキラキラさせながら仕事の話をしているのを見て、素直に「いい会社だな」と感じ、自分もここでチャレンジしてみたいと考えるようになりました。
− 実際に入ってみてどうでしたか?
入社後は各部署で1週間ずつ研修を受け、6月に今の入居者募集の部署に配属されました。
部署内には仲介業者様からの反響を受けるチーム、エリアのオーナー様を担当するチーム、募集図面を作ってポータルサイトに載せるチームの3つがあり、最初は反響チームで空室への申込みの処理や電話対応などを日々こなしたのですが、キーボックスやガスメーターなど、設備の名前一つ知らなかったので結構苦労しました(笑)。
仲介会社様の質問内容をそのまま先輩に伝え、聞いては答える、の繰り返しで、先輩にはかなり時間を割いてもらいましたね。自分が後輩に教える立場になった今、改めて先輩に感謝しています。
− 内山さんが携わる業務とは
現在は東京2区と23区外全域のエリア担当として、約1500戸の物件の入居者募集を受け持っています。
募集をかけて反響に対応、入居審査や契約の状況をオーナー様に伝えるなど、契約が決まるまでの一連を担当しますが、一番重要な業務は、オーナー様に募集の条件設定や設備のバリューアップをご提案すること。
例えば相場や市況のデータをもとに “契約が決まる” 適正な家賃額や契約内容をお伝えしたり、人気のある設備の導入をおすすめしたりして空室のリスクを減らしていきます。
退去後にお部屋の「原状回復」を入れるタイミングでご相談・ご提案することが多く、考えられる案を複数案お出しし、オーナー様に納得感を持って選んでいただくようにしています。
大切なのは「オーナー様がその物件をどうしていきたいか」という気持ちに沿うこと。「空室期間が延びても良い方に入ってほしい」「高い賃料で決めてほしい」「とにかく空室期間を短く」など、オーナー様ごとにご要望が違うので、日々のコミュニケーションで要望を汲み取りながら、提案内容を考えていきます。
また、お話を聞く中でオーナー様のことを考えると「物件を売却するべき」というような選択肢も出てくるので、空室を埋めることだけにとらわれず、広い視野でものを見るようにしています。
− お仕事で気をつけていることは?
アートアベニューでは1物件を入居者募集(私)と現場管理の2人が担当し、オーナー様に手厚く対応ができるようになっています。
現場管理は物件巡回やクリーニング、設備修繕などで日常的にオーナー様と接点がありますが、入居者募集は募集期間だけが接点になりやすいので、週1回は外に出て、担当物件を回るようにしています。現場管理と協力し、行った時に相手の仕事を請け負い合うことも多いですね。
実際に現場を見ると問題点を見つけたり、「あの設備を提案したらこう設置されるな」という現実的な姿が見えたりして、提案するべきものや気をつけるべきことが見えてくることがあります。
また、現地報告をすることでオーナー様にも「きちんと担当してもらっている」という安心感が生まれます。空白になりがちなこの期間に日々できることを積み重ねていくことが、信頼関係に繋がると思っています。
− 嬉しいと感じていることは?
オーナー様に提案を受け入れていただいた時はやはり嬉しいです。
先日も、空室対策で悩むオーナー様にさまざまな対策をご提示する中で、築年数が経っているのでペット飼育可にすることを提案したところ、2つ返事で承諾をいただけました。
この経験を社内プレゼンイベント「GOOD JOB AWARD2023」の自身のテーマにしたところ、LM(リーシングマネジメント)課の代表に選ばれ、全社員の前でプレゼンをしたことも良い経験になりました。
また多くの自転車が無断駐輪されていた物件では、オーナー様に【①撤去する】【②空いている敷地の区画を整理し駐輪場にして使用料を収入として得る】 という2つの案をご提示して、区画整理で同意をいただきました。入居者様も快く有料で応じてくださり、双方に満足していただく形で収めることができましたね。
エリアを担当して3年になりますが、提案を受け入れていただけることはもちろん、ご家族の話や体調のお話、資産をどうするか、といったことをご相談いただけることも増えてきました。オーナー様にとって大切なことを、アートアベニューの中でも真っ先に私に話していただけることをとても嬉しく感じています。
− 教育体制について
現在は1人の新人を若手3人で教育していますが、なにか事案があった時も解決法だけを教えるのではなく「このシステムの中の、この部分をやっている」と全体像を伝えて、やっていることの意義を理解してもらえるようにしています。
新人なので「できる・できない」はどちらでもよく、取り組む姿勢が大切。例えば同じミスをした時にも、「改善できるよう前回と違う何かを試してみたか?」という過程を見るようにしています。
いずれオーナー様と接するようになった時、その「何かトライしてみよう」という気持ちが必ずプラスになると思うので。また入居者募集の業務に留まらず、現場管理がやっているオートロックの扉の調整の仕方など、他の業務も覚えてもらうようにしています。視野を広げていろいろな仕事に興味を持ってもらうことで、ちょっとしたことにも気づけるような人材になってほしいと思っています。
− 今後のビジョン
現場管理の部署で経験を積みたいです。入居者様とお会いし物件そのものを見て手をかけていく現場管理は管理業務の根幹でもあるので、ここで現場感覚を掴みたいですね。
そして私も仕事の中で相続や資産のお話に関わるような相談をいただけることが増えてきたので、最終的には上長が手がけているような不動産コンサルティング業務ができるようになりたいです。
入社当時から抱いていた「顧客と長い付き合いをしたい」という目標に向けて、不動産を入口に相続を含めた資産管理(アセットマネジメント)へとお話を広げていけるようなコンサルタントを目指します。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
どんな時も「いやだなぁ」と思うことはなく、自然と仕事を楽しんでいます。例えば何か困った案件が起こっても、それをうまく収めた後の“経験値”を考え、オーナー様の喜びや自分の達成感を想像しながら事にあたりますね。仕事を楽しめるのは周りのメンバーの存在も大きいです。
ちょっと話をすると「あの人が同じようなことをやってたから聞いてみたら?」と解決に役立つことをすぐに共有してくれますし、困った時も一緒に対策を考えてくれる仲間がいるという信頼感があります。
社内がフリーアドレスになって、いろいろな人と話せる機会が今まで以上に増えました。仕事では座る場所をよく変えて、他の部署の人と情報交換をしたり困りごとを聞いたりして、フリーアドレスを楽しんでいるね、と周りにも言われています(笑)。
人と話すことで、自分が知っていること・できることが多くなっていく。その方が絶対に楽しいですよね。
株式会社アートアベニュー オンサイトマネジメント課
美容師から不動産賃貸仲介会社に転職し、店長・マネージャーとして経営に携わる。2021年 アートアベニューに入社。お笑いをこよなく愛し、社内の「お笑い部」にも所属。飲みの誘いは断らないタイプ。
仲介経験を活かし、新たな管理の満足を追求する
− アートアベニューを選んだ理由を教えてください
昔から地図や家の間取りを見て、ここはどんな場所なんだろう?と想像を膨らませるのが大好きでした。だから、賃貸仲介営業の仕事はとても自分に向いていましたね。 経験や知識が増えるほどお客様のニーズにはまるお部屋を提案できる喜びがありましたし、店長になっても経営の道筋を立てるのが楽しかった。ただ、マネージャーに昇格した先のキャリアが全く見えなかったので、そこから転職を考え始めました。
アートアベニューのことは以前から知っていて、いい意味で「不動産らしくない」管理会社だなと感じていたんです。広告でマーク(藤澤社長)や社員がセミナー講師をやっているのを見て、自分も人前で話すような仕事をしてみたいと思ったのが入社のきっかけでした。面接がビジネス的にしっかりしていて、社内の人たちと話して知識や視野の広さを感じたことで会社のイメージがさらにアップし、ここで新たなキャリアを積みたいと思いました。
− 山崎さんが携わる業務とは
オーナー様とやり取りしながら、物件の現場を取り仕切る管理の仕事を担当しています。具体的には、入居者様が退去した後の原状回復工事や長期的視野での物件修繕の提案・手配、入居者様への対応、現場巡回など。クレーム対応も発生しますが、もともと人と接することに慣れていたのでストレスはなかったですね。また個人的にDIYが好きでよくバイクや配線などを触っていたので、簡単な設備の不具合であれば自分で修理することもあります。
驚いたのは、オーナー様から物件売買のように大きなご相談も受けること。担当者として信頼いただけているのかなと、うれしく思います。まだ相続や資産運用の知識が浅いので、自分ひとりでお答えするのが難しいことも多いですが、その分、どんな思いがあって売買を検討されているのか、お考えやご希望を丁寧にうかがっています。
前職でもお話を詳しくお聞きすることで本当のご事情やニーズをつかむことができ、よりお客様にご満足いただける物件をご紹介できたケースが多かったので、その経験が活きていると感じます。
私は千葉と東京の4区、オーナー様約50名・約1300戸の物件を担当しています。月曜日は千葉の現場を巡り、火曜日は月曜日の事務作業を、水曜は事務作業をしつつ都内の現場へ。木曜ぐらいからゆとりが出てくるので、午後休や早め上がりはこの日に。金曜日は社内の業務をやることが多いですね。
最初はうまくペースがつかめなかったのですが、同じ業務を一日にまとめることで効率が上がるようになりました。
− 新たに取り組んでいることは?
まだ社内ではありますが、自分が手掛けた工事の内容を共有するなど、人前で話す機会が増えてきました。セミナーの講師も2回ほど担当し、以前仲介営業だった経験をもとに、管理会社と仲介会社の考え方の違いを説明して、お互いに理解を深めてよい関係を作ろうという話をしました。
みなさん興味を持ってくださり、「仲介向けのホームページを増やした方がいいんですかね?」など、いろいろと相談してくれるようになりましたね。
また社内イベントのリーダーに指名してもらえる機会も増えました。
お客様を大相撲観戦にご招待するイベント、工事業者さんとの親睦を深める業者会、2023年12月にはオーナー様をお招きするクリスマスパーティーのリーダーを担当しました。
催し物が多くかなり多くの人が関わるので、各部署のルールやお金の動きなどすべてを把握していなくてはなりませんし、メンバーにうまく役割を振って進捗を確認しながらイベント全体を引っ張っていくので視野が広がります。経験する度にステップを上がっているように感じますね。
− 今後のビジョン
現場管理の仕事は好きですが、社内に面白そうな仕事がたくさんあるので挑戦してみたい気持ちが生まれています。
例えば売買。また社内で取材や記事の作成をしているマーケティングの部署にも興味があります。アートアベニューでは部署を越えて話したり飲んだりする機会が多いので、人脈も広がっていろいろな業務を知ることができます。一つの部署で上だけを見るのではなく、他分野に新しい可能性を見つけられたのも、この会社に来たおかげですね。
ただ、まずはOM課で現場の勉強をして他の部署に行き、OMの経験をそこで活かしたという話ができるようになりたいです。
話し手としての目標はマークです。難しい話を噛み砕いて、誰にでもわかるよう楽しく話してくれる。膨大な知識の中から聞き手に合わせて情報を精査して話しているため、非常に勉強になります。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
楽しく仕事をするためには「休むときは休む」ことが大切。
以前は365日仕事のことばかりで、休日も電話が来たらすぐ応対し、家族にもよく指摘されていたんです。この会社に来てからは休みが本当に増え、子どものお迎えや習い事、行事に参加する時間を作れるようになりました。家庭が充実していると、仕事にも打ち込めることをつくづく感じています。
オフィスでは、自分が一番楽しんでいるんじゃないかなと思います(笑)。フロアにダーツ場やバーカウンターがあるんですが、いつも先陣を切って使っているのが自分。仕事のコントロールができていれば、いつ飲んでもいいし、いつ遊んでもいいとマークが明言している会社だから、自分もそういう雰囲気を作っていきたいんですよね。仕事もそうですが、行動するべき時は、率先して行動し楽しんでいきたいと思っています。
株式会社アートアベニュー リーシングマネジメント課
不動産開発会社、空間デザイン会社の営業職を経て、2022年 アートアベニューに入社。休日はラグビー観戦や公園に出かけ、夫や友人とワイワイビールを飲むのが楽しみ。会社飲みも大好き。
資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
仕事は楽しんだもの勝ち!常に新しいトライを続けたい
− アートアベニューを選んだ理由を教えてください
不動産を志したのは建造物が好きだったからです。
昔から最先端の建造物やダム、古い教会など、圧倒されるくらいの大きな建物を見ると感動を覚えていました。新卒入社したディベロッパーでは戸建分譲の営業を、転職した空間デザイン会社では商業施設や駅のリニューアル、都のイベント企画などの営業を担当し、さまざまな顧客目線での提案を通して視野を広げることができたように感じています。
一通り社会人経験を積んだ後で次の進路を考えた時に、この会社でマーク(藤澤社長)と一緒に働いてみたいと思いました。マークがあまりにも楽しそうに仕事をしていたので、その理由を知りたいと思ったことも大きかったです。
− 実際に入ってみてどうでしたか?
業務自体は一からの勉強でしたが、目の前のお客様に寄り添って何が求められているかを考えるという点では、前職の営業に通じるものがありましたね。
ただ、全く違ったのは、会社の風通しがとても良かったこと(笑)。社員の皆さんも温かくて、仕事でもしっかりと関係各所が声をかけあって情報共有をしながら働いている“連帯感”がありました。
以前は仕事とプライベートをきっちり分けるタイプだったのですが、この会社に入って私もキャラ変し、公私ともに皆さんと積極的に交流するようになりました。
− 藤澤さんが関わる業務とは
都心・城北エリアにある物件を所有するオーナー様から、お預かりした管理物件の入居者募集業務です。
具体的には、空室発生に伴う募集活動をオーナー様とやり取りしながら進めています。
この業務では管理物件の稼働率を上げることが大きな目標であり、そのためにさまざまな空室対策を行います。
例えば築年数が経った物件なら、集客力を上げるためにウィークポイントを補填する工事を関連部署と一緒にご提案したりすることもありますね。
私の担当エリアは区分マンションをお待ちのオーナー様が比較的多いという特徴はありますが、物件の規模や目的は千差万別なので、オーナー様のお困りごとも本当にケースバイケース。まずは稼働率を上げたい、いずれは売却したい、修繕し長く保有したいなど、オーナー様それぞれにご要望が異なりますので、一つひとつ向き合いながらご相談を伺い解決しています。
− お仕事で気をつけていることは?
オーナー様との信頼関係を大切にしています。エリア担当になってすぐは、とにかくオーナー様にお会いしてまずは顔を覚えていただくことからスタートしました。
そんな中、あるオーナー様に長期間空室が続いていたことについてご指摘をいただきました。入居者募集の担当としてできることを考え、何度も訪問の機会をいただき提案を重ねたことでお部屋が無事満室となり、ご満足いただけたことは自信につながりました。
また、物件に対する温度感を高く持ってくださっているオーナー様には、同じくらいの熱量で担当する意志をお伝えすることで、「じゃあ藤澤さん、お願い!」という関係づくりができているように思います。
とはいえ効率を重視されるオーナー様もいらっしゃるので、まずはオーナー様と向き合い、わたしたちが求められているものを把握することが大事ですね。前任者や社内にいる有識者から情報を集めながら、状況に応じてフットワーク軽くやっていくことを心がけています。
アートアベニューに対価を払ってくださるお客様のためにも、会社の窓口として変わらないサービスを提供できることを大事にしたいです。
− 課題に感じていることは?
全般的に仕事が遅いことです(笑)。まだ知識量と経験値が圧倒的に足りないので、先輩方ならパパッと終わるであろうタスクにも時間がかかって日々苦労しています。ただ周りの皆さんがとても丁寧に教えてくれるので、疑問解決までの時間が短く本当にありがたいです。
今は「この知識ならこの人だな」と話を聞くべき人がすぐ頭に浮かぶようになったので、何かわからないことがあっても、臆せずに取り組めるようになりました。
また私の他にも、同じオーナー様を担当する現場管理の担当がいるので、オーナー様に会いに行っても自信を持って話せないなと感じた時は、その人に説明してもらってから自分が改めて提案するようなことも。逆に私の方が知識を持っている場合はサポートすることもあります。
2人体制で相談しながら臨機応変な対応ができるのも、この組織ならではだと思いますね。
− 今後のビジョン
まずは今の業務で一人前になって、何かあったら後輩に頼ってもらえるようになりたいです。またアートアベニュー全体の業務が理解できるよう、いろいろな部署を経験したいですね。そして職場作りや仕事のやり方、イベントなど、楽しく活き活きと働ける施策全般を皆さんと一緒に考えていける一員になりたいと思っています。
経営的な方向性や問題点が社内で定期的に伝えられていることもあって、皆が会社のことを自分ごとで話題にする雰囲気がありますし、今年からは「意見箱制度」も始まり新しいアイデアを募集する機運も高まっているので、自分も率先的に新しいことにトライしていきたいです。すでに社内の仕事発表大会「GJA」や、社内の一大イベント「クリスマスパーティー」など、業務を越えた挑戦もいろいろとさせてもらっていますが、中途で入社した自分としては、から回ってもいいからどんどんかき回してみようかなと(笑)。
関心を持ってくれて意見やアドバイスをしてくれる人たちがいるので、とりあえず私はボールを繰り返し投げて「やってみようよ」といいながら、新しい方法を見つけていきたいです。私が軽いノリでトライしているのを見て、「私もやってみよう!」という人がどんどん増えていってくれると嬉しいですね。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
何事も楽しもうという精神がもともと好きで、「楽しんだもん勝ち」だと思っています。
最初は辛いと思っても、いざやってみるとゴールが見えてきてどんどん楽しくなってくるので、とりあえず初動重視ですぐ実行に移してみるようにしていますね。何かあったら周りに助けてくれる人がいて、本気で聞きたいと思ったらそれに応えてくれる人も多いので、動き出しのハードルが低いということもあるかもしれないです。
周りも仕事ができる方は本当に初動が早いので、その姿にとても影響を受けています。
この会社に来て自分が変わりました。会社全体の動きが見えて、それをするべき理由に納得して仕事ができるし、新しいチャレンジもできる。今年は、全面ポジティブで全乗っかりキャンペーン中です(笑)。
株式会社アートアベニュー プロパティマネジメント事業部 部長
飲食業、広告営業、流通卸売ベンチャーを経て2011年アートアベニューに入社。現在はプロパティマネジメント事業部とマーケティング事業部をマネジメントする一方、自らも第一線に立ちオーナー様の視点に立った不動産経営サポートを日々実践している。
資格:CFP® / 1級ファイナンシャルプランニング技能士 / CPM®(認定不動産経営管理士) / CCIM / 公認 不動産コンサルティングマスター / 不動産証券化協会 認定マスター / 宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級建築施工管理技士 / JSHI公認ホームインスペクター / 相続アドバイザー協議会 認定会員 / 相続対策コンサルタント
仕事で掴んだ「自己実現」は、未来への揺るぎない自信をくれる
− アートアベニューが取り組んでいることは?
賃貸管理業というと、一般的には部屋の募集や賃貸借契約、修繕やリフォーム…と、賃貸業務にフォーカスしているイメージが強いですが、アートアベニューは創業時から「プロパティマネジメント」を掲げ、単なる賃貸管理ではなくオーナーの不動産経営全般を支えるコンサルティングを実践してきました。
とはいえ、コンサルティングを行える社員はまだ限られているため、土地売買や相続、資産形成など幅広い分野のご相談にも対応できる社員を育成し、組織全体で不動産資産さらには資産全般という広いフレームでコンサルティングができる企業になっていきたいと考えています。
賃貸管理はオーナー様の不動産経営ひいては資産の一部であり、そこだけに拘って提案しても、真の意味でオーナー様の成功に繋がりません。「資産全体を見て、不動産を中心にしながらオーナー様にとって最もいい選択肢を提供・提案する」のが私たちのやるべき仕事。相談したいと思っていただける企業であり続けたいですね。
− 片平さんの仕事の面白さは?
業務の約半分はオーナー様対応。資産相談をお受けする中で、建物の建替え、不動産の売却・購入、税金対策などいろいろなご提案をしますが、ご提案を通してお客様の人生をサポートできるやりがいはとても大きいです。
オーナー様にもいろいろな思いがあり、お金を増やしたい、お子さんにスムーズに事業承継したい、社会貢献がしたい、節税がしたい…など、実にさまざまな希望をお持ちです。不動産経営のゴール設定はオーナー様によって違いますし、時にはご本人も気づいていないゴールを一緒に探すお手伝いができることもある。お一人おひとりに対して何ができるのかを考えるのは、もちろん大変なこともありますが、本当に飽きることがありません。
また、アートアベニューには『オーナー様の利益相反はぜったいにしない』というポリシーがあるので、ノルマや利益を優先するのではなく、オーナー様に対して常に正直でいられます。この誇りが仕事を続けている理由にもなっています。
− 最近の印象深い仕事は?
業務の中で「建築プロデュース」の案件を幾つか手掛けています。
オーナー様から『土地を有効活用したい』というご相談を受け収益性の高い建物を企画するコンサルティングです。
プロジェクト規模は数億円単位。市場調査や収益試算、設計事務所や建設会社との打ち合わせ、ケースによっては銀行交渉やテナント誘致まで、全てに携わることができます。もちろん幅広い知識も必要ですし責任も重いですが、1から10まで自分が携わり自己裁量で進められるのは、この規模ならではの面白さです。
最近完成した物件は、駅近なので商業施設にするプランもありましたが、道路付けや交通量を考慮し、賃貸マンションが最適だと判断しました。印象的なデザイン、ターゲットに合った間取り、看板やロゴに至るまでこだわりブランディング。建物の完成時点で早くも満室になりました。家賃も想定賃料よりも高くでき、資産として価値を高めることができました。
そしてもう1つ、2021年に「管理会社が教える!本当にすごい7人の大家さん」という本を出版しました。
不動産オーナーになる方は大勢いらっしゃいますが、一定数、知識や準備不足から失敗されている方も。
そこでたくさんお付き合いしている大家さんの中で、成功の法則を実践していらっしゃる方に話を聞き、より多くの方にその法則を知っていただきたいと思いました。出版に伴うセミナーものべ5回ほど開催していますが、動員数は150人を超え、多くの方からご好評を頂いています。
失敗する大家さんを減らすのは私たちの使命。これからもお役に立てる情報を発信していきます。
− 片平さんが成長できた理由は?
私は業界未経験で入社したので、最初の1~2年はとにかく必死でした。覚えることは莫大でしたし、クレーム対応や金額交渉などでオーナー様に叱られることも多かった。
ただ、ある時からオーナー様の反応が『ありがとう』に変わってきたんです。自分が努力して仕事を覚え、知識と経験値を身につければ、自分がオーナー様にしてさしあげられることが増えていく。評価も上がり、感謝されることに大きなやりがいを感じられるようになりました。
扱う仕事のスケールも、最初は原状回復工事や退去リフォームといった数万円レベルの工事から、収益改善のリノベーションなど数百万円単位のもの、そして大規模修繕工事や建築プロデュースなど数億円の案件へと次第に大きくなり、規模によって新たに必要になる知識やスキルをさらに増やしていける楽しさも生まれました。
また、社内に目標となる社員が多かったのも大きいですね。専門知識に長けていて、全くスキルのない自分が相談に行っても何でも答えてくれ、適切に対応してくれる。『10年後、自分もこんな対応ができるようになりたい』と思えたことがモチベーションに繋がりました。
スタートは大変でしたが、自己実現やスキルアップで自信が生まれ、かなりのアドベンチャーを楽しめた11年だったと思います。
− これからのアートアベニューの方向性は?
日本の人口減少や、アパートの供給過剰、空き家の社会問題など、不動産・住宅業界には多岐にわたって課題やチャンスが存在しています。それを解決するためには、言い尽くせないくらいいろいろな手段がある。
アートアベニューでは、近年導入した「家賃保証」「保険代理店業」のように、不動産に付随した多角的なサービスのチャンネルをさらに増やして、オーナー様や入居者様に新たな価値を提供していきたいと思っています。
資産という大きなフレームで捉えると、不動産だけでなく、建築、金融、保険、相続、税など、さまざまな知識やノウハウが必要になってきますから、その中で自社がやるべきことを見極めて導入していきたい。そしてそれがオーナー様の利益に繋がっていけばいいと考えています。
− メンバーに期待していることは?
チームワークづくりがうまい人、リーダーシップをとるのが上手い人、オーナー提案がとても得意な人、進んで新しいことを始める人など、頼もしい人たちが社内にたくさんいるので、ぜひ手を挙げてやりたいことにチャレンジしてほしいですね。
日常的な業務を学ぶOJTやOff-JT、勉強会などはもちろん、キャリア形成に合わせた教育プログラムもありますし、困ったら何でも聞ける先輩やメンバーもいる。ぜひそういった資源を意欲的に使い倒して、成長していってほしい。成長を重ねて仕事の全体像が見えてくると、私もそうでしたが、新たに自分のやりたいことが見えてくるはず。
アートアベニューは不動産を中心としていますが、周りにはたくさんのフィールドがありますから、それぞれの個性や長所をグループの中で共有・協力し合って新しいビジネスモデルをつくることもできます。
社外で新しいことにチャレンジするのもいい。休みも多くフレックスなので、自分のマネジメント次第で時間創出もできるはずです。そうやって社内外で自己実現できるメンバーが増えれば、会社もさらに強くなっていけると思います。
− 片平さん個人の目標は?
本業でさらに知識や経験を増やし、新しいビジネスを生み出すことですね。一方で、個人で始めた不動産の大家業もさらに拡大していきたいです。
さらにもう1つ、取得したFP資格の知識を活かして消費者のお役に立ちたいと考え、昨年からボランティアでFP協会が主催するセミナーに参加し、ライフプランの相談を受けています。私は公私混同型なので、社外に作った大家業とFPという新たなステージで、そこから得た知見をまた本業の方で役立てていく、という良いサイクルを回していきたいです。
オーナー様の収益最大化を。
■ 賃貸管理
高い稼働率と安定経営を実現 するプロパティマネジメント
空室保証/◯保証率:85%~93% ※物件により異なります。 ◯独自の定率保証方式により、成約賃料が上昇した場合には、オーナー様に還元。
滞納保証/◯管理料:3%~7%(通常5%)※物件により異なります。 ◯家賃滞納、原状回復工事の費用負担など当社が「無限保証」。
転貸借/オーナー様から不動産を借上げ、当社が「貸主」となって入居者に転貸する管理方式を採用しています。これは空室保証ではない物件においてもです。当社が「貸主」という立場をとることで、滞納督促や万が一の訴訟まで、悪質入居者対応を当社が一手に引き受けることができます。
定期借家/入居者保護の傾向が強い「普通借家契約」と異なり、「定期借家契約」は入居者の不当な居座りに強く対抗でき、入居者と対等な立場で契約ができます。
株式会社アートアベニュー オンサイトマネジメント課
2018年 アートアベニューに新卒入社。高校・大学と一貫して陸上の長距離に魅せられ、自らトレーニングメニューを考え鍛錬に励む。一方で大学時代から株投資を始めるなど、興味のあることは幅広く深堀りしていくタイプ。
資格:賃貸不動産経営管理士 / 宅地建物取引士 / 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
新しい知識を学び続け、賃貸管理の“その先”を見据える
− アートアベニューを選んだ理由を教えてください
学生時代をずっと自由な風土の学校で過ごし、就職先にも「自分の裁量が大きい環境」を求めていた私に、エージェントが紹介してくれた会社の1つがアートアベニューでした。
正直に言って、それまで不動産業界には良い印象を持っていなかったのですが、面談でアートアベニューの「賃貸管理」はオーナー様と長く誠実なお付き合いができること、そして不動産にとどまらず資産管理といったFPやアセットマネジメントの分野でもお手伝いができる、という話を聞いてイメージが一転。普通の賃貸管理から“もう一歩先”を目指せるスケールの大きな仕事に、可能性と魅力を感じました。
− 実際に入ってみてどうでしたか?
内定の翌月からアルバイトで働き始め、入社後も3ヶ月ほど各部署を回って研修をしました。この期間にいろいろな部署の業務の動きを見られて全体を把握できたことが、今の仕事のしやすさに繋がっています。
先輩はみな面倒見がよい人ばかりで、『見ておくといい経験になるよ』とよく現場に連れて行ってもらいましたし、わからないことがあったら誰に聞いても丁寧に教えてもらえるので、安心して仕事ができましたね。
特に入社時の教育係だった原澤には本当に親身になってくださり、辛い時にもフォローしていただきながら、伸び伸びと育ててもらいました。私もこの「原澤イズム」を引き継いで、後輩には親身に接していけるように心がけています。
− 西谷さんが携わる業務とは
オーナー様からお預かりした物件の「現場管理」です。具体的な業務は入居者対応と物件メンテナンスの2つ。
入居者対応は、ご連絡があったお困りごとやサービスリクエストのうち、コールセンターで解決できなかった案件や直接私がお話したほうがよい案件に対応し、解決に向けて業務の割り振りや手配を行います。
物件メンテナンスでは、修繕や退去時の原状回復工事で、工事業者様とオーナー様の中継ぎをしながら工程管理を行います。 修繕は入居者様のご連絡から始まることが多いですが、私たちが物件を巡回して不具合や良くない点を発見し、オーナー様に修繕のご提案をすることもあります。
現在担当しているのは神奈川エリアの1000戸。別部署の入居者募集担当と2人でエリアを見ているので、お互いにカバーし合える環境でもあります。1戸から数十戸を所有されている方まで、いろいろな規模のオーナー様100数名とお付き合いをしています。
− お仕事での強みは?
現場管理に異動する前は、「入居者募集」を担当する課にいました。入居者募集と現場管理、2つを経験しているのは自分の強み。
例えばオーナー様から募集のご相談を受けても『この設備は人気だから付ければ賃料が上がる』という募集の知識と、『設置費用はいくら』という管理の知識を合わせて『この設備を付けたら賃料はこれだけアップできます。設置費用はこのくらいかかりますよ』と、オーナー様が知りたい総合的な情報をすぐにお答えすることができます。
エリアのオーナー様とはもう3年くらいのお付き合いで、本当にいろいろなご相談をいただきますが、新しい物件を購入する時に『気を付けた方がいいことは? 賃料はこれくらいで大丈夫ですかね?』と自分に一番にお声がけをいただけると、頼ってもらえていることを感じ、とても嬉しく思いますね。
− 嬉しかったエピソードは?
2つの建物を持つオーナー様が片方の共用部の修繕工事をしたのですが、その時に『もう1つの建物の状態はどうですか?』と意見を求められました。
見たところ近々階段の修繕が必要になると感じたので、全面修繕から様子見まで対応策を3つぐらいご提示しました。
その中で私がおすすめしたのは、現時点では階段の足場のみ修繕し、本格的な塗装は別な修理と同時期にやるという案。当面の工事費用は全面修繕の5分の1くらいで済みます。
するとオーナー様は『西谷さんは一歩先のことを考えて提案してくれるので助かります』と言って、私の案を採用してくださいました。
直近で大きな工事を受注して利益を得る、という考え方もあるかもしれませんが、目先の利益を追求するのではなく、本当にオーナー様のためになる案をお伝えすることが何よりも大切。そうすれば、時が来た時に必ずご相談いただけるような信頼関係が築けると思っています。
− いま新たに取り組んでいることは?
まずは不動産経営管理士(CPM®)の勉強ですね。いろいろな知識を吸収でき、一緒に勉強する同期との人間関係も生まれる貴重な場です。
興味があることには何でも首をつっこんでしまう性格で、社内でもいろいろなプロジェクトに参加しています。
会社の相続対策を強化するプロジェクトでは、外部のセミナーで学んだ後に、Webセミナーの講師を務めました。準備は大変でしたが、学んだ知識をアウトプットする場をもらえたことはいい経験になりましたし、話すことにも自信が持てるようになりましたね。
そして今年(2021年)の冬は、いよいよ“クリパ”の担当に指名されました。クリパとは、年に1度オーナー様に向けて会社の動向や感謝の意を伝えるアートアベニューの最重要イベント、「アートアベニュー クリスマスパーティー」のこと。
運営スタッフを自ら人選し、マーク(藤澤社長)と相談しながら内容を決めて…と忙しい中、『社内でもどうなってるの?』と声をかけてくれる人が多く、期待を感じています。
2021年は前年と同じく配信で行うことになり、直接オーナー様とお会いできないのは残念ですが、配信の方がより多くの方にご参加いただけるというメリットを感じつつ、最後の調整を頑張っています。
− 今後のビジョンは
会社人として目指しているのは、入社当時に描いていたように「資産管理」や「アセットマネジメント」の分野にも早く入っていくこと。
不動産のことだけではなく、いろいろな相談を受けられる仕組みを作っていきたいですね。
個人的には、会社を離れたとしても生きていけるような力をつけたいです。どんな場所にいても能力を発揮でき、自信をもってプロデュースしていける自分でありたいと思います。
− “楽しくなければ仕事じゃない” について
私は何かをやる時に『こんなやり方もできるかな』と考えることが好きです。
学生時代にやっていた陸上でも、体と対話しながら自分で決めた方法でトレーニングを行い、成果を出していくのが一番の面白さだと思っていました。
だから例えば単純作業でも『こうやったら楽になる』という方法を見つけるのが楽しい。一見嫌なことでも『これは必要だ』と納得できれば前向きに取り組めます。そうやって進めた仕事が終わった時には達成感がありますし、逆に最初は嫌だったことがうまくいってオーナー様に感謝されれば、喜びは一層大きいですね。
入社から4年でさまざまな出来事を体験したので、いろいろなエピソードを社内の仲間と共有できるのも、楽しみの1つになっています。
グループが目指すのは、“10年後に従業員800名”という大きな目標。拡がりを見せている事業計画のこれからを、私たちと一緒に進めていっていただける仲間を広く求めています。
“コミュニケーションが好きな方”や“新しいことを楽しめる前向きな方”。この会社では代表マークを筆頭に、メンバー皆が新しい試みやイベントに楽しみながら取り組んでいます。また、“仕事で頑張りたい方”や“自分で物事を決めて進めていきたい方”も、当社で輝ける存在。仕事自体の魅力やキャリアステップも、もちろんご用意しています。現場のリアリティを感じていただけるよう、代表のマーク・幹部から若手の新卒メンバーまで、幅広いキャリア像をお伝えしていきます。
面接でもフランクにお話しましょう。最初から率直に社内のことをお伝えしますし、「残業時間はどのくらい?」など、普通なら聞きにくい質問にもしっかりとお答えします。入社後に“こんなはずではなかった”というアンマッチを感じることなく、安心して働いていただけるようにしたいからです。
“楽しくなければ仕事じゃない”。これは代表マークの言葉ですが、この会社には仕事で“試行錯誤を楽しむ”人たちが沢山います。「自分ができることをどうやって増やそうか」「今あるものをもっと発展させるために何ができるだろう」と考え、「きっとこうなれる・こうできる」という期待と共に前に進んでいく。私たちと思いを同じくする方がさらに増えてくれれば、会社はもっと楽しくなり前進していけるはずです。
一緒に仕事をとことん楽しんでいただける、あなたのご応募をお待ちしています。